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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

「さ~て、猫さんがもう終わったらしいから……俺らもリハするか!」
祐樹はパイプ椅子から立ち上がると大きくのびをした。
「あ――!久々の野外だ――!他のバンドとやるの久し振りだしな!楽しみ――!」
「やるぜ――っ!お――っ!」
「何だよ三広よ~いつもライヴの本番前には"緊張だ――緊張で死ぬ――"
て喚いてるくせに――!……ふ~ん?
そっか~今日は可愛い桃子ちゃんと一緒だもんな?」
亮介が、三広の背中をバーンと叩く。
よろめいた三広は真っ赤になった。
「な、ななな……」
何かを言い返そうとするが、照れて口ごもり挙動不審な動きをする三広を横目に、祐樹は屈伸をしていた。
「亮介、あんまりからかうなよ?また鼻血事件が起こるから」
「あ~そうだよな!三広!なんとしても鼻血は食い止めろ!」
亮介は三広の肩を掴み、真剣に言った。
「ば――!そんなプレッシャーかけられたら緊張で出そうになるわ――っ」
「ぐ――……」
野村は、椅子に座ったままで顔にタオルを掛けたまま寝ている。
祐樹はパイプ椅子から立ち上がると大きくのびをした。
「あ――!久々の野外だ――!他のバンドとやるの久し振りだしな!楽しみ――!」
「やるぜ――っ!お――っ!」
「何だよ三広よ~いつもライヴの本番前には"緊張だ――緊張で死ぬ――"
て喚いてるくせに――!……ふ~ん?
そっか~今日は可愛い桃子ちゃんと一緒だもんな?」
亮介が、三広の背中をバーンと叩く。
よろめいた三広は真っ赤になった。
「な、ななな……」
何かを言い返そうとするが、照れて口ごもり挙動不審な動きをする三広を横目に、祐樹は屈伸をしていた。
「亮介、あんまりからかうなよ?また鼻血事件が起こるから」
「あ~そうだよな!三広!なんとしても鼻血は食い止めろ!」
亮介は三広の肩を掴み、真剣に言った。
「ば――!そんなプレッシャーかけられたら緊張で出そうになるわ――っ」
「ぐ――……」
野村は、椅子に座ったままで顔にタオルを掛けたまま寝ている。

