この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり
「さ~て、猫さんがもう終わったらしいから……俺らもリハするか!」

 祐樹はパイプ椅子から立ち上がると大きくのびをした。

「あ――!久々の野外だ――!他のバンドとやるの久し振りだしな!楽しみ――!」

「やるぜ――っ!お――っ!」

「何だよ三広よ~いつもライヴの本番前には"緊張だ――緊張で死ぬ――"

 て喚いてるくせに――!……ふ~ん?

 そっか~今日は可愛い桃子ちゃんと一緒だもんな?」

 亮介が、三広の背中をバーンと叩く。

 よろめいた三広は真っ赤になった。

「な、ななな……」

 何かを言い返そうとするが、照れて口ごもり挙動不審な動きをする三広を横目に、祐樹は屈伸をしていた。

「亮介、あんまりからかうなよ?また鼻血事件が起こるから」

「あ~そうだよな!三広!なんとしても鼻血は食い止めろ!」

 亮介は三広の肩を掴み、真剣に言った。

「ば――!そんなプレッシャーかけられたら緊張で出そうになるわ――っ」

「ぐ――……」

 野村は、椅子に座ったままで顔にタオルを掛けたまま寝ている。

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ