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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり
 祐樹は鋭い光を目に宿し、小さく聞いた。

「綾波……今、何処にいるんだよ」

 電話の向こうは何やら騒がしく、声が聞き取りづらい。

 祐樹は耳に全神経を集中させた。

『……だ、そっち……調か?』

「――当たり前だろ?

 クレッシェンドはお前が居なくても絶好調だっつーの。

 ……にしても、お前まだ一応クレッシェのマネージャーなんだろ?

 この大イベントに来ないなんてあり得ないぜ?」

『……まん。……たら、向かう……』

「来るのかっ?マジで?……てか、早く来いよ!ほら、お前の恋人の――あの子、すっげー待ってるからな?」

 祐樹は、初めてプリキーの面々と顔を合わせた。美名の一見可愛らしい中にある頑固さと強さを感じ取り、綾波が惹かれたのが分かるような気がしていた。

 外見は、確かにほなみに似ている。ほなみとはまた違う強さを持っている様な……

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