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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

作業中のスタッフや、はまじろう姿の警備隊に、タスキの応援団達も視線をステージに向ける。
堺はカメラを手にそんなメンバーの姿を激写する。
ペコもペンを手に何やら一生懸命手帳に書き込んでいた。
三人はリハーサルだと言うのに全力の演奏だ。
(流石、プロフェッショナルだな)
智也は、腕を組み、サウンドに身体を揺らした。
その時、ステージ下手から祐樹が颯爽と表れ、歓声が上がった。
祐樹はその反応に目を丸くしたが、爽やかな笑みを浮かべ投げキッスを送る。
ステージ中央のピアノの前に立ち深呼吸して、両手を激しく鍵盤に叩きつけ踊らせた。
「西く――ん!」
「祐樹く――ん!」
あちこちから声援が起きる。
(流石、人気者だな……ほなみがひと目でイチコロになっただけの事はある……)
智也は口を僅かに歪め、ステージを横目にプリキーのテントへと向かった。
堺はカメラを手にそんなメンバーの姿を激写する。
ペコもペンを手に何やら一生懸命手帳に書き込んでいた。
三人はリハーサルだと言うのに全力の演奏だ。
(流石、プロフェッショナルだな)
智也は、腕を組み、サウンドに身体を揺らした。
その時、ステージ下手から祐樹が颯爽と表れ、歓声が上がった。
祐樹はその反応に目を丸くしたが、爽やかな笑みを浮かべ投げキッスを送る。
ステージ中央のピアノの前に立ち深呼吸して、両手を激しく鍵盤に叩きつけ踊らせた。
「西く――ん!」
「祐樹く――ん!」
あちこちから声援が起きる。
(流石、人気者だな……ほなみがひと目でイチコロになっただけの事はある……)
智也は口を僅かに歪め、ステージを横目にプリキーのテントへと向かった。

