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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

智也は紳士的な笑みを浮かべ、クマの編みぐるみを桃子に渡す。
「いや……僕こそ失礼しました……」
「岸さん……?」
美名は振り返り、小さくお辞儀をした。
その時、背中に付けられた薄い羽が見えて、智也は目を細める。
「これはこれは、本当にお美しい……」
綾波が、この彼女を見たらいとおしくてたまらないだろう。
「このドレスはですね!専門学校のデザインのコンテストで私とマイカちゃん連名で作って応募した物なんです――!」
「そして見事、特別賞をいただきました――!」
「いつかお姉ちゃんに、ステージで私のデザインのドレスを着て歌って貰いたかったの!」
「夢、叶っちゃったね――!」
嬉しそうに言う桃子とマイカに、智也は優しい笑顔を向け、美名に言った。
「まだまだ夢はこれからですよ……プリキーはもっと大きなステージを目指すんですよね?美名さん?」
「いや……僕こそ失礼しました……」
「岸さん……?」
美名は振り返り、小さくお辞儀をした。
その時、背中に付けられた薄い羽が見えて、智也は目を細める。
「これはこれは、本当にお美しい……」
綾波が、この彼女を見たらいとおしくてたまらないだろう。
「このドレスはですね!専門学校のデザインのコンテストで私とマイカちゃん連名で作って応募した物なんです――!」
「そして見事、特別賞をいただきました――!」
「いつかお姉ちゃんに、ステージで私のデザインのドレスを着て歌って貰いたかったの!」
「夢、叶っちゃったね――!」
嬉しそうに言う桃子とマイカに、智也は優しい笑顔を向け、美名に言った。
「まだまだ夢はこれからですよ……プリキーはもっと大きなステージを目指すんですよね?美名さん?」

