パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第63章 片恋の終わり

　美名は、強い輝きをその目にたたえて頷く。

　智也はその真っ直ぐな目に感じ入っていた。

(……色々ひどい目に遭っただろうに、へこたれていない……良かった……

　後は……綾波さえ戻って来れば……)

｢あの……今日は、ありがとうございます！

　私と、メンバーと志村さんだけでは、こんなに盛大なイベントを開催する事は出来ませんでした……なんとお礼を言ったらよいか……｣

　頭を下げる美名の隣で、桃子とマイカも一緒になってお辞儀をした。

｢お姉ちゃんを助けてくれて本当にありがとうございます！｣

｢ありがとうございます！プリキー応援団代表でお礼を申し上げますっ！｣

｢ハハハ……何だか、物凄く照れ臭いな……皆さん、顔を上げて普通にしてください｣

　智也は頭を掻く。