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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり
 花の零れる様な美しい美名を見ていると、今すぐに綾波をこの場に引っ張ってきてやりたくなる。

(全く……あいつは、何処で何をしているんだ)

 知らぬ内に険しい顔をしていたらしい。美名が心配そうな目を智也に向けていた。

「……きっと今日は素晴らしい一日になりますよ。……それに……」

 智也は表情を緩め、柔らかい口調で言いかけ、言葉を呑み込む。

(きっと来る――と、言ってやりたいが……)

「?」

 笑顔で首を傾げる美名に、智也が一礼する。

「今日は、僕もステージを楽しみにしております……

 全力で守りますから、思う存分、素晴らしい歌声を聞かせて下さい」

 桃子とマイカにも頭を下げてから、優雅な足取りでテントを出て行った。
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