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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

マイカと桃子は、手を取り合ってはしゃいだ。
「全力で守りますから!だって――!キャア!」
「カッコいいね――!」
「お姉ちゃん!綾波なんか止めて岸さんにしなよ――!」
「もう……桃子ったら、またそういう事を言うのね」
美名は苦笑しながら、手鏡で自分の顔を見た。
桃子とマイカが綺麗にお化粧してくれて、耳にはいつか綾波がプレゼントしてくれた、マーガレットのイヤリングが揺れている。
ほなみにも、同じデザインの物を贈った事があると知った時には、ショックだった。
捨ててしまおうかと思った事もあったけれど、彼の気持ちがはっきりと分かった今は、もう平気だ。
「全力で守りますから!だって――!キャア!」
「カッコいいね――!」
「お姉ちゃん!綾波なんか止めて岸さんにしなよ――!」
「もう……桃子ったら、またそういう事を言うのね」
美名は苦笑しながら、手鏡で自分の顔を見た。
桃子とマイカが綺麗にお化粧してくれて、耳にはいつか綾波がプレゼントしてくれた、マーガレットのイヤリングが揺れている。
ほなみにも、同じデザインの物を贈った事があると知った時には、ショックだった。
捨ててしまおうかと思った事もあったけれど、彼の気持ちがはっきりと分かった今は、もう平気だ。

