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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

ステージでは、クレッシェンドメンバーが手を振りながら袖に捌けていく。
最後に残った祐樹が、ステージ中央に立ち凛とした声で叫ぶ。
「今日は、プリキーとボンバーの皆に、全国から駆け付けてくれた応援団、警備隊の皆さん、本当にありがとう!
沢山来てくれて嬉しくて……
本番のつもりでリハーサルをやっちゃったよ~!アハハハ!」
「西く――ん!」
マイカが声援を送る。
由清は、いつの間にか桃子が隣に居ない事に気が付いていた。
(きっと……根本のところへ行ったんだろうな……)
ほろ苦さが喉元までせり上がってくる。
最後に残った祐樹が、ステージ中央に立ち凛とした声で叫ぶ。
「今日は、プリキーとボンバーの皆に、全国から駆け付けてくれた応援団、警備隊の皆さん、本当にありがとう!
沢山来てくれて嬉しくて……
本番のつもりでリハーサルをやっちゃったよ~!アハハハ!」
「西く――ん!」
マイカが声援を送る。
由清は、いつの間にか桃子が隣に居ない事に気が付いていた。
(きっと……根本のところへ行ったんだろうな……)
ほろ苦さが喉元までせり上がってくる。

