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eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹
翔大は、ステージの美名に向かって叫んだ。
『美名!お前を一番愛しているのは俺だ!』
美名は、綾波に寄り添いながらも翔大から目が離せない。
翔大の瞳は真摯な色を帯びて輝いている。
『今度は……もう二度と離さない……』
『しょう君……』
突然、綾波の手が美名の首にかけられた。
『俺以外の男の名前を……口にするな』
『ん……つよ……しさ……』
綾波の瞳は暗く、憎しみが沈んでいるけれど美名は魅せられて動けず、首をしめられるがままだった。
『美名――!』
美名は綾波にしめ上げられながら、叫ぶ翔大を見つめる。
『しょう……く』
『美名……っ』
綾波の手の力が一層込められた瞬間、何かが砕ける音がした……
『美名!お前を一番愛しているのは俺だ!』
美名は、綾波に寄り添いながらも翔大から目が離せない。
翔大の瞳は真摯な色を帯びて輝いている。
『今度は……もう二度と離さない……』
『しょう君……』
突然、綾波の手が美名の首にかけられた。
『俺以外の男の名前を……口にするな』
『ん……つよ……しさ……』
綾波の瞳は暗く、憎しみが沈んでいるけれど美名は魅せられて動けず、首をしめられるがままだった。
『美名――!』
美名は綾波にしめ上げられながら、叫ぶ翔大を見つめる。
『しょう……く』
『美名……っ』
綾波の手の力が一層込められた瞬間、何かが砕ける音がした……