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eyes to me~ 私を見て
第65章 castle in the air

「ヤモリさんっ!今日はありがとうございます!
そして先日のミュージックスタイルではお世話になりした――!」
美名と真理、由清は揃ってそう叫ぶと、深々とお辞儀した。
「アッハッハ……凄いね~!息ぴったりだ!
今日は、たまたまスケジュールが空いててね……君達のライヴを見たかったし、ご指名してくれて願ったり叶ったりだったよ!」
「ハッ……ハイ!が……頑張ります!」
美名が背筋を伸ばして気張る。ヤモリは頬と唇を緩め、テレビをチラリと見て言った。
「いや、頑張らなくても大丈夫だよ。……君は、ここでこうして立っているだけで、相当頑張ってるでしょう?」
ヤモリの言わんとする事を理解した美名は、その気遣いに胸を打たれ、思わず涙ぐんでしまう。
「大丈夫だよ……君には、沢山の味方が居るんだからね?
会場を見たかい?みんな、君達の演奏を、君の歌声を待ってる……」
ヤモリは、美名の震える肩を優しく叩いた。
そして先日のミュージックスタイルではお世話になりした――!」
美名と真理、由清は揃ってそう叫ぶと、深々とお辞儀した。
「アッハッハ……凄いね~!息ぴったりだ!
今日は、たまたまスケジュールが空いててね……君達のライヴを見たかったし、ご指名してくれて願ったり叶ったりだったよ!」
「ハッ……ハイ!が……頑張ります!」
美名が背筋を伸ばして気張る。ヤモリは頬と唇を緩め、テレビをチラリと見て言った。
「いや、頑張らなくても大丈夫だよ。……君は、ここでこうして立っているだけで、相当頑張ってるでしょう?」
ヤモリの言わんとする事を理解した美名は、その気遣いに胸を打たれ、思わず涙ぐんでしまう。
「大丈夫だよ……君には、沢山の味方が居るんだからね?
会場を見たかい?みんな、君達の演奏を、君の歌声を待ってる……」
ヤモリは、美名の震える肩を優しく叩いた。

