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eyes to me~ 私を見て
第65章 castle in the air

かつてのスーパーアイドルだった志村と大室は、当時の振り付けをそのまま再現して会場を大いに盛り上げる。
「オッサン達、五十越えだろ……大丈夫かよ……」
真理が目を丸くした。
ステージの二人は、歌いながら激しくダンスをするが、全く声にブレが無い。
観客達は沸きに沸いて、口笛や声援が飛んだ。
『 君とボク
目と目が合って始まるのさ
本気の恋までカウントダウン3・2・1!
熱いKISSでフィーバーさ
君とフィーバー
恋のフィーバー』
二人はマイクを客席に向け煽る。いつの間にかヤモリも一緒になってステージで踊っていた。
『君とフィーバー!』
「いえ――い!」
『恋のフィーバー!』
「いえ――い!」
クライマックスで、客席との絶妙な掛け合いをしつつ、志村がステージの下手から上手を駆け抜けバク転してみせた所で曲が終了した。
「最高――!」
「志村さん――!」
「哲哉――!」
絶賛と歓喜の渦の中、志村と大室、ヤモリは肩を組み手を振った。
美名も大感激して拍手をするが、またクシャミをしてしまう。
「マジで風邪ひいちまう!行こうぜ」
真理が美名の背中を押し、三人はテントへ向かった。
「オッサン達、五十越えだろ……大丈夫かよ……」
真理が目を丸くした。
ステージの二人は、歌いながら激しくダンスをするが、全く声にブレが無い。
観客達は沸きに沸いて、口笛や声援が飛んだ。
『 君とボク
目と目が合って始まるのさ
本気の恋までカウントダウン3・2・1!
熱いKISSでフィーバーさ
君とフィーバー
恋のフィーバー』
二人はマイクを客席に向け煽る。いつの間にかヤモリも一緒になってステージで踊っていた。
『君とフィーバー!』
「いえ――い!」
『恋のフィーバー!』
「いえ――い!」
クライマックスで、客席との絶妙な掛け合いをしつつ、志村がステージの下手から上手を駆け抜けバク転してみせた所で曲が終了した。
「最高――!」
「志村さん――!」
「哲哉――!」
絶賛と歓喜の渦の中、志村と大室、ヤモリは肩を組み手を振った。
美名も大感激して拍手をするが、またクシャミをしてしまう。
「マジで風邪ひいちまう!行こうぜ」
真理が美名の背中を押し、三人はテントへ向かった。

