この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹

そして身体中の痛みに悲鳴を上げた。
「いたいっ!ええ――っ何で?」
筋肉痛になるような運動はしていない筈なのに。
何秒間か考えて、ある結論に辿り着くと、顔が熱くなった。
(綾波さんに会ってから何度も激しく抱かれてるから……?)
リビングには綾波の姿はなく、テーブルに置き手紙があった。
几帳面そうな整然とした綺麗な文字。
『急な野暮用で一日出掛ける。帰りは遅くなる。退屈かも知れんが大人しく休んでいなさい。
金を置いておくから何か頼んで適当に食っとけ。危ないから火は使うな』
「子供の留守番じゃあるまいし」
ぷっと吹き出してしまう。
「いたいっ!ええ――っ何で?」
筋肉痛になるような運動はしていない筈なのに。
何秒間か考えて、ある結論に辿り着くと、顔が熱くなった。
(綾波さんに会ってから何度も激しく抱かれてるから……?)
リビングには綾波の姿はなく、テーブルに置き手紙があった。
几帳面そうな整然とした綺麗な文字。
『急な野暮用で一日出掛ける。帰りは遅くなる。退屈かも知れんが大人しく休んでいなさい。
金を置いておくから何か頼んで適当に食っとけ。危ないから火は使うな』
「子供の留守番じゃあるまいし」
ぷっと吹き出してしまう。

