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eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹
「シャワー浴びよう……」

 バスルームで欠伸しながらワンピースを脱ぐと、鏡に映る自分の姿に絶句した。

「な、なにこれ!」

 水色の薄い透け感仕様のフリルのセクシーな上下揃いの下着。
 初めて身につけたガーターベルト。
 鏡に映しながら色んなポーズを取ってしまう。

「そうだった……志村さんが用意してくれたんだった」

 昨夜は美名が先に眠ってしまったから、この姿を見せないまま終わったのだ。
 ホッとしたような、惜しいような複雑な気持ちだった。

(これを見たら、綾波さんはどんな反応をするのかな……)

『美名……っ』

 美名を抱く時の、綾波の快感に歪む表情と力強い腕の感触を生々しく思い出してゾクリとした。

「やだ……」

 身体の中心が熱くなり、疼いてくる。
 綾波が夜まで居ないと考えただけで身体に穴が空いたみたいだった。



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