この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第66章 eyes to me~私を見て




 智也は、電話を鳴らしながら、目を細め前を注視する。



(なんだか、気になるな……あの白い動く物はなんだ?)



「はあ――っ寝ちゃダメっダメよ――!そうよ!ここは吹雪の雪山!

 眠ったら死んでしまうのよ――っキャアアア」



 ペコは、頭を車の窓にバンバン打ち付けて喚いた。



「チ、チーフっ!止めてくださっ……」



 堺が必死でペコを押さえる。



「危ないからね~大人しく乗ってて下さいよ……と、青になりましたね~」



 発進して、十メートル程走った所で智也と堺が目を見張り叫んだ。



「あ――――っ!」

「な、何ですか?お客さん?」

「今の白いタキシード!」



 堺が口をパクパクさせる。



「間違いない、綾波だな」



 智也は確信を持って頷いた。



「すみません、停まって下さい!」



 堺に言われ、運転手はタクシーを路肩に寄せる。

 智也は助手席から降りて、逆方向へ走り出した。



「綾波――っ」

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ