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eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹
「う……そう見える?」
「見える見える!……さては次の男が出来たか!?」
「うっ」
「ちょっと悪そうな男!」
「ううっ」
「けど、お姉ちゃんは夢中!みたいな」

 つい頬が熱くなる美名を、桃子はニヤニヤして面白そうに見ている。

「この間の電話からそんなに経ってないのに~流石お姉ちゃん!今度こそ幸せになるのよ~!」
「流石って……」
「んもう!私が作った可愛い服を何で着ないのよ!そんな色気のない格好してさ~!」

 綾波が用意した服と靴では無く、美名が今日着ているのはごく普通のTシャツとGパンだった。
 桃子は美名を上から下まで見て、顔をしかめた。







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