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eyes to me~ 私を見て
第66章 eyes to me~私を見て




「兄貴――!今まで何処にいたんすかっ!

 姫様も俺らもすっげ心配してたんすよ――」



 健人が横から話し掛けるが、綾波には答える余裕がない。



「マイカ!控え室には美名だけか?」

「えっ?……いえ、桃子が一緒に」



 綾波は舌打ちする。

 それはそうだ。着替えをするのに野郎が一緒に入る訳がない。



(女二人だけで、もし奴がそこへ踏み込んだりしたら……)



 綾波の背中に冷たい物が走る。

 マイカは廊下の別れ道で立ち止まり、キョロキョロした。



「あれ……どっちだっけ」

「マイカ――ちゃんと覚えとけよっ」



 健人にデコピンされ、マイカはグーパンチで三倍以上にして返す。



「そういう自分は覚えてるの――?」

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