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eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹
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電車は混雑していた。男子学生達がやけに多く乗っていた。
「あ~楽しみ!静岡のキャラメイトと東京のじゃ規模も違うし!お土産沢山買おうっと!」
桃子ははしゃいで外の景色を見ている。
「ごめんねしょう君……桃子強引で」
「別にいいよ。今日は何も予定無いし」
「本当?」
翔大は少し視線をさ迷わせた。
「いや……今日は美名に会いに来たし、寧ろ良かった」
その時、急に電車が大きく揺れてよろめき、翔大の腕に身体を支えられた。
「こっちに居る方がいいよ」
翔大は、美名と桃子を窓側へ誘導した。
「しょう君さっすがあ!イケメンはやる事もさりげなくイケメンだわ!ねえ、お姉ちゃん」
「え……」
翔大は真正面に居て、美名を守る様に手を壁に付けていた。
目が合ってしまい俯いたが、翔大のシャツから覗く胸元と喉仏が目に入り、俯いた体勢でも妙にドキドキした。
電車は混雑していた。男子学生達がやけに多く乗っていた。
「あ~楽しみ!静岡のキャラメイトと東京のじゃ規模も違うし!お土産沢山買おうっと!」
桃子ははしゃいで外の景色を見ている。
「ごめんねしょう君……桃子強引で」
「別にいいよ。今日は何も予定無いし」
「本当?」
翔大は少し視線をさ迷わせた。
「いや……今日は美名に会いに来たし、寧ろ良かった」
その時、急に電車が大きく揺れてよろめき、翔大の腕に身体を支えられた。
「こっちに居る方がいいよ」
翔大は、美名と桃子を窓側へ誘導した。
「しょう君さっすがあ!イケメンはやる事もさりげなくイケメンだわ!ねえ、お姉ちゃん」
「え……」
翔大は真正面に居て、美名を守る様に手を壁に付けていた。
目が合ってしまい俯いたが、翔大のシャツから覗く胸元と喉仏が目に入り、俯いた体勢でも妙にドキドキした。