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eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹
「ふっふふ。そうでしょうそうでしょう!お目が高い!お姉ちゃんはプリンセスだから!」
桃子が割って入ってきて、美名は少しほっとした。
「桃子ちゃん、彼氏は?」
「え――!いきなりそれ聞いちゃいます?彼氏なら沢山居ます!」
「へっ?どこの男よ!」
美名が聞くと、桃子は両手をバッと出して指を折り始める。
「”緋色執事”のキース様に~
"バドミントンの王子様"の田中君に~
"SweetS☆SweetS"のアンドリューでしょ~」
桃子は、目を輝かせ、好きなアニメキャラの名前を羅列する。
美名は一気に脱力するが、翔大は根気強く話を聞いてくれていて、何だか申し訳無くなった。
「あと~三次元の人だと、"BEATS"の稲川さんに、
"クレッシェンド"の根本君!」
「ふうん……そりゃまた、随分タイプが違うね」
「稲川さんは稲川さんで大好きなの!で、根本君はね、普段可愛い~のにステージに立つと豹変する所がメチャ萌えるの!キャー」
「萌え……」
翔大は、真剣に桃子の話を理解しようとしている。
「ごめんね……しょう君……こんな桃子で」
「ん?何で?桃子ちゃん面白いよ。いい妹さんじゃんか。こうして遊びに来るなんてさ」
優しく微笑む翔大にまたドキリとしてしまった。
桃子が割って入ってきて、美名は少しほっとした。
「桃子ちゃん、彼氏は?」
「え――!いきなりそれ聞いちゃいます?彼氏なら沢山居ます!」
「へっ?どこの男よ!」
美名が聞くと、桃子は両手をバッと出して指を折り始める。
「”緋色執事”のキース様に~
"バドミントンの王子様"の田中君に~
"SweetS☆SweetS"のアンドリューでしょ~」
桃子は、目を輝かせ、好きなアニメキャラの名前を羅列する。
美名は一気に脱力するが、翔大は根気強く話を聞いてくれていて、何だか申し訳無くなった。
「あと~三次元の人だと、"BEATS"の稲川さんに、
"クレッシェンド"の根本君!」
「ふうん……そりゃまた、随分タイプが違うね」
「稲川さんは稲川さんで大好きなの!で、根本君はね、普段可愛い~のにステージに立つと豹変する所がメチャ萌えるの!キャー」
「萌え……」
翔大は、真剣に桃子の話を理解しようとしている。
「ごめんね……しょう君……こんな桃子で」
「ん?何で?桃子ちゃん面白いよ。いい妹さんじゃんか。こうして遊びに来るなんてさ」
優しく微笑む翔大にまたドキリとしてしまった。