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eyes to me~ 私を見て
第67章 エピローグ


 綾波は、美名の柔らかい唇に優しく包む様に触れ、囁く。



「愛してる……」

「んっ……つ……剛さ……私……あっ」



 何かを言いかける美名の言葉を待たずに唇を塞いだ。

 壊れ物を扱う様に、そっと、慈しむ様に――

 綾波は、小鳥のつがいが愛を誓い合う様に、啄むキスを降らせた。

 触れるだけの口付けを何度も繰り返していたら、美名の身体の力が抜けてしまう。崩れそうになるのを綾波が抱きとめた。

 到着を告げるチャイムがくりかえし鳴り、ドアが開閉している。



「……つ、剛さ……部屋に……」

「分かってる……」



 綾波は、美名をまた抱き上げるとエレベーターから出て、部屋の鍵を開けた。



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