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eyes to me~ 私を見て
第67章 エピローグ
唇を合わせながら、お互いの服を剥いでいく。シャツとGパンの美名はいとも簡単にショーツ一枚だけにされてしまった。
美名はタキシードを脱がすのに手間取っていたが、恥ずかしさから胸元を手で覆い、座り込んでしまう。
綾波は、そんな美名から目を離さないまま、自ら一枚一枚脱いでいった。
シャツを放り、ベルトを外し、ズボンが床に落ちる。美名を求める猛りがトランクスを突き破りそうな程に大きくなっていた。
美名は紅くなりながらも目を逸らせずに見つめた。
「手加減は、多分出来ないが……いいな?」
綾波の低い囁きに、美名が小さく頷くと、彼は微笑む。
「……そうか。なら、遠慮なく思いきり愛してやる……」
「……つ、剛さんっ」
美名が狼狽えているのが、たまらなく可愛い。そう思いながら、綾波はトランクスも脱ぎ去り、しゃがんでいる彼女を抱き上げ、ベッドへ沈ませた。