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eyes to me~ 私を見て
第67章 エピローグ
「……あ……ああ……あ……剛さ……」
「美名っ……美名……」
綾波は、幾度も幾度も、手の指から足の爪先に至るまで口付けながら、美名を啼かせた。
美名は、彼が乱れている時、恋の言葉を唄い、彼を益々猛らせた。
指を繋ぎ、唇を合わせて舌を奪い合う様なキスをして、お互いの脚を絡め、秘所を打ち付け合っても、見つめ合っても足りない。永遠に繋がる事は出来ない。
切ない。けれど今、お互いを確かめ合える事がたまらなく嬉しくて幸せだった。