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eyes to me~ 私を見て
第16章 愛を囁く騎士、揺れる歌姫

「泣いた顔が……美名は可愛い」
「えっ」
「そんな顔をずっと見ていると……嫌がられても何かしたくなる」
翔大の真っ直ぐな黒髪が揺れたかと思うと、美名の身体はソファに倒されていた。
「や……ダメ!」
起き上がろうとするが肩を押さえられてかなわない。
「さっき、俺から逃げて帰るべきだったかもな」
大きな指でそっと唇をなぞられてゾクリとする。
「しょう君……や、やめて」
「美名……俺は今でもお前が……」
翔大の唇がゆっくりと近付いて触れる直前、ドアがノックされた。
「えっ」
「そんな顔をずっと見ていると……嫌がられても何かしたくなる」
翔大の真っ直ぐな黒髪が揺れたかと思うと、美名の身体はソファに倒されていた。
「や……ダメ!」
起き上がろうとするが肩を押さえられてかなわない。
「さっき、俺から逃げて帰るべきだったかもな」
大きな指でそっと唇をなぞられてゾクリとする。
「しょう君……や、やめて」
「美名……俺は今でもお前が……」
翔大の唇がゆっくりと近付いて触れる直前、ドアがノックされた。

