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eyes to me~ 私を見て
第19章 桃子とふたりの王子
三広も、亮介が居るのに安堵して嬉しいのだろう。声の調子から分かった。
亮介は、桃子と三広を交互に見てニヤリとする。
「いやね?桃子ちゃんとスケベお猿だけにしちゃったから心配になってさ~。
桃子ちゃんがお嫁に行けなくなったら、俺が責任取ろうかな!て思いながら、ここで出番を待ってたのだよ!ハーッハッハ」
三広と桃子はその言葉に真っ赤になる。
「お、お前、何故お前が責任取るのさ!おかしいだろ!」
「え?おかしいかなあ~?だって、桃子ちゃんもどーせなら猿より、人間がいいっしょ?ねえ?」
亮介はそう言ってウィンクするが、三広はそれを遮る様に桃子の前に立った。
「だ、ダメダメダメ――!桃子ちゃんは、桃子ちゃんは俺のっ……」
三広はそこで口ごもる。
亮介はニヤニヤして三広の胸をつついた。
「俺の~?」
「……っ……!」
「根本さん!また鼻血が!」
亮介は、桃子と三広を交互に見てニヤリとする。
「いやね?桃子ちゃんとスケベお猿だけにしちゃったから心配になってさ~。
桃子ちゃんがお嫁に行けなくなったら、俺が責任取ろうかな!て思いながら、ここで出番を待ってたのだよ!ハーッハッハ」
三広と桃子はその言葉に真っ赤になる。
「お、お前、何故お前が責任取るのさ!おかしいだろ!」
「え?おかしいかなあ~?だって、桃子ちゃんもどーせなら猿より、人間がいいっしょ?ねえ?」
亮介はそう言ってウィンクするが、三広はそれを遮る様に桃子の前に立った。
「だ、ダメダメダメ――!桃子ちゃんは、桃子ちゃんは俺のっ……」
三広はそこで口ごもる。
亮介はニヤニヤして三広の胸をつついた。
「俺の~?」
「……っ……!」
「根本さん!また鼻血が!」