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eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
 思わず声が出てしまい、慌てて口を塞いだ。
 
 (桃子が奥の部屋に居るのに……)

 桃子は、あれから綾波に突っ掛からなくなった。というよりは、何故か怯えた様に近寄らないのだ。
 綾波が何かしたとは思えないが、どうしたのだろう?と気になっていた。
 美名の手を、綾波が掴んでニヤリとする。
 その目には野蛮な欲望がたぎり、美名をゾクリとさせた。

「声を我慢しなくてもいいだろう……桃子もズカズカ踏み込んでは来ないさ」
「そ、そういう問題じゃ……ああっ」

 美名は軽々と抱き上げられてソファまで運ばれ、降ろされた途端に胸のボタンを素早く外された。

「ちょっ……綾波さん!」

 彼の胸を叩いたが、綾波はへっちゃらな余裕の表情で動作を止めない。
 本気で抵抗出来ないのをわかっているのだ。

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