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eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
「美名……っ……どうだ……イイか!」
「や、やだっ……そんなの言えなっ……」
「なら……こうしてやる!」

 長い指が花弁をつまみ、巧みに圧力を加える。
 その上でなおも激しく獣を打ち込まれ、美名は泣き叫んだ。

「ああっ!イヤアアアっ!そんなっ……あああっ」
「くっ……俺がもう……持たないっ」
「ああ――っ」

 綾波が身体中で突き上げた瞬間、火傷しそうに熱い、彼の欲望が美名の中へ流れ出した。
 二人は余韻のまま、暫し抱き合っていた。
 このまま身体を密着していたら、また欲望が目を醒ましてしまう。
 綾波は、指で美名の頬の涙を拭った。壁の時計にチラリと目を向けると苦く笑って頭をくしゃりとさせる。

「そろそろ時間だ……姫様」
「……離れたくないよ……」

 苦しい位の想いが込み上げて、綾波に強くしがみついた。



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