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eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
「美名……っイイぞ……」

 綾波の唇が笑っている。
 乱れている美名を見て、愉しむ様に。
 突き上げる動きは緩むことが無く美名を際限無く狂わせ、バスルームに淫らな音と吐息、叫びが響く。

「あ、あ、あっ!もっ……イッちゃ……!」

 激しく揺らされ乱され、目の前が真っ白になる。

 (――また、来る……)

「俺も――だっ」

 綾波が叫んで、思いきり強く突かれた次の瞬間に爆ぜた欲望は、シャワーよりも熱かった。
 美名は気を失ってしまった。
 目をさました時には綾波の寝室のベッドに寝かされて、いつの間にか服を着せられていた。
 ちゃんと下着も付けている。
 綾波は、無心な表情で美名の髪を乾かしていた。
 ぼんやりした意識で美名は状況を把握して、綾波を見つめた。

「つ、よしさん……」
「もう少しで出来るぞ」

 手際よく、メイクボックスからトリートメントを出すと掌に広げて髪にそっと揉みこむ。




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