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eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
「美名……こんにちは」
その声に、美名の身体が強ばる。
「あっ!翔大さんだ!はあ~い!こんにちは~!」
桃子の弾む声が聞こえた。
男子が苦手な桃子だが、どうやら翔大には懐いてしまったらしい……
――『美名……好きだ』
「……!」
キスされて組み敷かれた時の甘い囁きや唇の感触が甦って、ゾクリとしてしまう。
綾波に不意に引き寄せられて唇を荒々しく吸われて、その疼きは別の物に変わった。
一瞬で、綾波の事で一杯になってしまった。
唇を離して額をくっつけ合いあいながら、綾波が目の前で笑った。
「せっかく塗ったのにな……」
唇を指でなぞられる。
「もう……剛さんってば」
再び唇が降りてきて、目を閉じて身を任せた時、部屋のドアが開けられた。
その声に、美名の身体が強ばる。
「あっ!翔大さんだ!はあ~い!こんにちは~!」
桃子の弾む声が聞こえた。
男子が苦手な桃子だが、どうやら翔大には懐いてしまったらしい……
――『美名……好きだ』
「……!」
キスされて組み敷かれた時の甘い囁きや唇の感触が甦って、ゾクリとしてしまう。
綾波に不意に引き寄せられて唇を荒々しく吸われて、その疼きは別の物に変わった。
一瞬で、綾波の事で一杯になってしまった。
唇を離して額をくっつけ合いあいながら、綾波が目の前で笑った。
「せっかく塗ったのにな……」
唇を指でなぞられる。
「もう……剛さんってば」
再び唇が降りてきて、目を閉じて身を任せた時、部屋のドアが開けられた。