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eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
「ん・も――!
何の乙女ゲーの逆ハーシチュな訳っ!?そんなのはねえ、架空の世界だからこそ素敵なのよ!
リアルでやられたらたまったもんじゃないわ――!いい加減に・しなさいよ――!」
桃子の叫びと共に二つの緑の物体が二人に豪速で飛んできた。
「きゃあ!」
「おっと!」
綾波は美名を抱き締めたまま、片手ではたき落とし、翔大は両手でキャッチする。
桃子は瓶底眼鏡を指で持ち、二人を交互に見て感心した様に言った。
「おお~見事な反射神経です事!」
「おい、下手したら美名に当たるだろうが……何だコリャ。」
綾波は、はたき落とした物を拾い片眉を上げる。
「これ、ワニの縫いぐるみ?可愛いね」
翔大は笑った。
「ち――がう!カメレオンですっ!」
「えっ?」「!?」「はっ?」
三人は固まった。
何の乙女ゲーの逆ハーシチュな訳っ!?そんなのはねえ、架空の世界だからこそ素敵なのよ!
リアルでやられたらたまったもんじゃないわ――!いい加減に・しなさいよ――!」
桃子の叫びと共に二つの緑の物体が二人に豪速で飛んできた。
「きゃあ!」
「おっと!」
綾波は美名を抱き締めたまま、片手ではたき落とし、翔大は両手でキャッチする。
桃子は瓶底眼鏡を指で持ち、二人を交互に見て感心した様に言った。
「おお~見事な反射神経です事!」
「おい、下手したら美名に当たるだろうが……何だコリャ。」
綾波は、はたき落とした物を拾い片眉を上げる。
「これ、ワニの縫いぐるみ?可愛いね」
翔大は笑った。
「ち――がう!カメレオンですっ!」
「えっ?」「!?」「はっ?」
三人は固まった。