この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
「ガーガーと、うるさい男だな……」
「……」
「情けない顔をするなよ。何を言われても可愛く笑ってりゃ、いつか奴もお前に骨抜きになるだろ」

 冗談ぽく綾波は笑ったが、ふと真顔になる。

「いや……それも困るな……」

 真剣に悩み始めた綾波の腕からすり抜け、美名はアカンベをした。

「そんな変な心配しなくても、私はそんなにモテません――!」
「いや、それは間違いだろうが……」
「そうだよ。お姉ちゃんは世界一可愛い!」
「俺が守るから大丈夫だよ、美名」
「庵原!そういうお前が一番危険だろうが!」
 
 皆が皆ピーキャーと喚いていたら、またインターホンが鳴った。
 今度は、由清がオドオドしながら、消え入る様に話す。

「あ、あの……どうですか?……行けますか?」

 綾波が、意地悪な笑みを浮かべてインターホンに返事をする。

「無理だ、行けない、て言ったらそれでもいいのか?えっ?」
「えっ!?」

 由清はあからさまに困惑した。

「もう……綾波さんったら、変な事言ったらダメでしょ!」

 美名は綾波を睨む。





/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ