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eyes to me~ 私を見て
第21章 危険な?合宿
綾波は、肩を竦めた。
「わかってるさ……美名、じゃあな……」
「うん……」
「行くよ、美名」
美名は、翔大に引っ張られバスのステップに足を掛けてもう一度振り返る。
綾波が笑って手を振った。
胸が痛くて泣きそうだったが、翔大に手を引かれて席に座った。
「おい?いい加減にしろよ女あ!お前、やる気あんのかよ!そんなに男とイチャコラしたいなら帰れよ!」
「真理!」
突っかかってくる真理を翔大が止めた。
美名は涙を堪え、顔を上げて志村を見た。
「志村さん……すいませんでした……
私、やりますから……
princes&junkyを、誰にも負けないバンドにしてみせます!」
志村はニッコリ笑って美名の肩を叩いた。
「いい顔をしてるわ、美名ちゃん!そうよ、頑張りましょうね!さあ、今度こそ出発よ~!」
志村の掛け声でバスは動き出す。
美名は、窓から、次第に小さくなる綾波の姿を暫く見ていた。
見えなくなるまで遠くまで来てしまうと、不意に涙が溢れる。
「何だあ?早速泣いてんのかよ!」
真理が前の席から、からかってきた。
「わかってるさ……美名、じゃあな……」
「うん……」
「行くよ、美名」
美名は、翔大に引っ張られバスのステップに足を掛けてもう一度振り返る。
綾波が笑って手を振った。
胸が痛くて泣きそうだったが、翔大に手を引かれて席に座った。
「おい?いい加減にしろよ女あ!お前、やる気あんのかよ!そんなに男とイチャコラしたいなら帰れよ!」
「真理!」
突っかかってくる真理を翔大が止めた。
美名は涙を堪え、顔を上げて志村を見た。
「志村さん……すいませんでした……
私、やりますから……
princes&junkyを、誰にも負けないバンドにしてみせます!」
志村はニッコリ笑って美名の肩を叩いた。
「いい顔をしてるわ、美名ちゃん!そうよ、頑張りましょうね!さあ、今度こそ出発よ~!」
志村の掛け声でバスは動き出す。
美名は、窓から、次第に小さくなる綾波の姿を暫く見ていた。
見えなくなるまで遠くまで来てしまうと、不意に涙が溢れる。
「何だあ?早速泣いてんのかよ!」
真理が前の席から、からかってきた。