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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
"寂しい"
の文面に胸が熱くなったが、最後の一言で心も身体も甘さで一杯になり、思わずスマホを抱き締めた。
途端にスマホが振動する。
翔大からのメールだ。
『今、真理から聞いた。
イヤリングを探してたって。
ごめん。
実は俺が見つけて持ってる。
渡しそびれてたんだ。
明日、朝四時にスタジオに来てくれないか?
早くて悪いけど……
話したい事もあるし。
その時に渡すよ 』
「よ、四時……?」
イヤリングが見付かった事に安堵して、また涙が出そうだったが、翔大の提案に面食らう。
今日あんな雰囲気になってしまった後でまた二人きりで会うのは……
正直戸惑ったが、イヤリングがかかっているのだ。
――行かなくては。
美名は了解の旨の返信をした。
の文面に胸が熱くなったが、最後の一言で心も身体も甘さで一杯になり、思わずスマホを抱き締めた。
途端にスマホが振動する。
翔大からのメールだ。
『今、真理から聞いた。
イヤリングを探してたって。
ごめん。
実は俺が見つけて持ってる。
渡しそびれてたんだ。
明日、朝四時にスタジオに来てくれないか?
早くて悪いけど……
話したい事もあるし。
その時に渡すよ 』
「よ、四時……?」
イヤリングが見付かった事に安堵して、また涙が出そうだったが、翔大の提案に面食らう。
今日あんな雰囲気になってしまった後でまた二人きりで会うのは……
正直戸惑ったが、イヤリングがかかっているのだ。
――行かなくては。
美名は了解の旨の返信をした。