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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
綾波にもメールを打つが、文章でどうしても上手く表す事が出来なくて何度も書いては消したりして、考えた末に一言だけ送った。
『頑張るね。
私も愛してる。
大好き』
結局、考え事をしたりして良く眠れないまま約束の時間を迎えた。
朝四時の空はまだ暗いが、徐々に白み始めていた。
着替えて髪を二つに結わえ、簡単に化粧をして部屋からそっと出ると、ちょうど翔大と出くわした。
「おはよう」
「お、おはよう、しょう君」
「こっちへ来て」
翔大は美名の腕を掴みズンズン歩き出した。
美名は、不安な気持ちが膨らんでくる。
(また、あんな風に迫られたら、どうしよう……
まさか、しょう君は今もそのつもりじゃ? )
『頑張るね。
私も愛してる。
大好き』
結局、考え事をしたりして良く眠れないまま約束の時間を迎えた。
朝四時の空はまだ暗いが、徐々に白み始めていた。
着替えて髪を二つに結わえ、簡単に化粧をして部屋からそっと出ると、ちょうど翔大と出くわした。
「おはよう」
「お、おはよう、しょう君」
「こっちへ来て」
翔大は美名の腕を掴みズンズン歩き出した。
美名は、不安な気持ちが膨らんでくる。
(また、あんな風に迫られたら、どうしよう……
まさか、しょう君は今もそのつもりじゃ? )