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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
 暗かった空がカーテンを開けた様に明るくなり、目の前に朝陽の光を浴びてキラキラ輝く黄色い絨毯みたいな景色が広がった。
 美名は目を見張る。

「……綺麗……」

 何処を見ても全方位、黄色い絨毯だった。
 翔大の顔がすぐ横にあり、優しく笑う。

「霧ヶ原高原のニッコウキスゲだよ。丁度、見頃だなと思ってさ……」

 黄色い愛らしい花たちが咲き乱れている光景に、美名はうっとりと見とれた。

「こんなの初めて……」
「気に入った?」
「うん……」
「美名に見せたかった」
「……」

 翔大は美名をそっと降ろすと、手を握り真っ直ぐに見つめた。



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