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eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔

真理は、眼鏡を指で持ち、二人を指差した。
「なんだ!お前らかよ!びっくりさせんな!
不審者かと思ったぜ!よく見えねえんだから、お前らならそう言えよな――!」
「……近眼?」
「何だかよく分からない理屈だな」
美名と翔大が顔を見合わせると、真理が手招きをして叫んだ。
「丁度良かった!おいお前!ちょっと来い!」
「私?」
美名が自分を指差すと、真理は大きく頷いた。
「呼んでるみたいだな。
行ってきなよ。
俺は、その辺をランニングしてくるから」
翔大は色っぽく流し目を送り、走っていった。
美名は、思わず大きな溜め息を吐いた。
「おいっ!」
真理が呼んでいる。
美名は駆けて行った。
「なんだ!お前らかよ!びっくりさせんな!
不審者かと思ったぜ!よく見えねえんだから、お前らならそう言えよな――!」
「……近眼?」
「何だかよく分からない理屈だな」
美名と翔大が顔を見合わせると、真理が手招きをして叫んだ。
「丁度良かった!おいお前!ちょっと来い!」
「私?」
美名が自分を指差すと、真理は大きく頷いた。
「呼んでるみたいだな。
行ってきなよ。
俺は、その辺をランニングしてくるから」
翔大は色っぽく流し目を送り、走っていった。
美名は、思わず大きな溜め息を吐いた。
「おいっ!」
真理が呼んでいる。
美名は駆けて行った。

