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eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔
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「さあ~、今日の練習は終了~!」

 スタジオで、志村は上機嫌で鐘をカランコロンと鳴らした。

「いちいちうるせーよオッさん!」

 真理が耳を押さえ睨む。

「あらあ、いいじゃない!分かりやすくて?
 明日の朝も、皆の部屋の前で鳴らして起こしてあげようかしら」
「冗談じゃねーよ」

 志村はニンマリ笑い、真理の頬を両手で挟み込む。

「聴覚の目覚ましがおきに召さないなら、触覚はどう?
 熱いキッスで起こしてア・ゲ・ル☆」
「ひ、ひいい――っ」

 二人が騒ぐ中、由清が箱を手にしておずおずと何かを言っているが聞こえない。

「なあに?」

 美名が聞き返すと、由清はマイクを使って話し始めた。

「あ、あ―。
 マイクテストオッケー。
 皆さん、クジを引いて下さ~い」


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