この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔
 正方形の箱に丸い穴が空いている。

「なあに?これ」

 桃子が由清のそばへ寄ってきた。

「クジだよ」
「それは分かるけど……作り方が雑!アンソニーったら、美的センスの欠片もないのね~」
「うっ……」
「まあ、いいや……で、なんのクジなの?」
「えーっとそれは」

 由清の言葉に被せるように、真理を羽交い締めにした志村がドヤ顔で解説した。

「明日の夜!
 胆試し&キャンプファイヤーをする事にしたの!
 胆試しの役割を決めるのを、平等にクジ引きにしたのよ~」
「胆試し……」

 美名は顔がひきつる。

「楽しみだな」

 いつの間にか隣に翔大が立っていて、美名はビクリとした。

「う、うん……そうだね」

 思わず、少しずつ距離を取ってしまうが、翔大がまた近付いて来て、後ろで手をギュッと握って来た。

「……っ」

 心臓がバクバクして、隣を見れない。



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ