この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔
「黙って出てきたけど大丈夫なの?」
「志村のオッサンが分かってるから大丈夫さ。
 予算も貰ってる。これで素敵な小道具を作れってさ」

 真理は白い封筒を出して見せた。

「お店とか、あるのかな」
「あと二十分も走れば商店街がある」
「詳しいね」
「親父の仕事を手伝って色んな所を走らされたからな~」
「お父さん、運転のお仕事なの?格好いい!」
「ははっ。只の頭の薄いオヤジだぜ?」
「真理君に似てる?」
「止めろよ~似てねーよっ!あの頭だけは似たくない!」
「フフフ」

 最初は、気まずいかと思われたが、終始和やかな雰囲気で車中を過ごす事が出来た。
 二人は商店街で買った志村に頼まれた物と、小道具の材料を適当に仕入れてバスに乗り込む。

「もうすぐで暗くなっちゃうね……」
「今日と明日は、胆試しとキャンプファイヤーの準備でぶっ潰すらしいぜ」
「えっ……れ、練習は?」
「”東京に帰ってから沢山やりましょ~、
 今ここでしか出来ない事に集中するべきよ!人生は短いし花の命も儚いんだからっ"
 だとさ」

 真理は志村のモノマネをしてみせたのだが、そっくりで笑えた。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ