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eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔
美名はソフトクリーム屋に目を留めた。
「あ!食べたい!」
「あ――、アイス位が丁度いいかもな」
美名はストロベリーとメロンのミックス、真理はわさびを選んだ。
コーンの上に綺麗に渦を巻いたアイスを受け取り、思わずニンマリすると真理がクッと笑う。
「随分と幸せそうだな~只のアイスだろ」
「え……だって嬉しいんだもん!
真理君の、辛い?」
「いや、全然。そっちのも旨そうだな」
「はいどうぞ」
美名は何の気なしにスプーンでアイスを掬うと真理の口に運んだ。
「うっ?……むぐむぐ」
真理は目を丸くして、口を開けてアイスを味わうが、そっぽを向いてしまった。
「美味しい?」
真理は無言で何度も力一杯頷く。
耳が赤くなっている様に見えた。
「あ!食べたい!」
「あ――、アイス位が丁度いいかもな」
美名はストロベリーとメロンのミックス、真理はわさびを選んだ。
コーンの上に綺麗に渦を巻いたアイスを受け取り、思わずニンマリすると真理がクッと笑う。
「随分と幸せそうだな~只のアイスだろ」
「え……だって嬉しいんだもん!
真理君の、辛い?」
「いや、全然。そっちのも旨そうだな」
「はいどうぞ」
美名は何の気なしにスプーンでアイスを掬うと真理の口に運んだ。
「うっ?……むぐむぐ」
真理は目を丸くして、口を開けてアイスを味わうが、そっぽを向いてしまった。
「美味しい?」
真理は無言で何度も力一杯頷く。
耳が赤くなっている様に見えた。