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eyes to me~ 私を見て
第25章 square&triangle
三広はいきり立ち、綾波を倒して馬乗りになり、更に首を締める。
綾波は咳き込みながらも口を歪ませて笑った。
「何だ……今夜はお前が上になるのか?
たまにはいいかもな……それも……くっ!」
三広の拳が腹に決まる。
「やめ……やめろよっ!そんなんじゃない!俺は……俺は!」
その涙が溢れそうになる目を、内心いとおしく思いながら、綾波は敢えて厳しい言葉を浴びせた。
「だったら何だ。お前はどうしたいんだ?
桃子を他の奴に渡したくなけりゃ、かっさらえばいいだろう!
その優男をぶん殴ってでも奪え!
……勇気が無くてまた以前の様に俺に慰めてほしきゃ、それでもいいんだぞ。
え?お嬢ちゃん?」
「…………!」
三広は真っ赤になり、綾波から手を離すとベッドに手を突いて、しゃくり上げ始めた。
綾波は咳き込みながらも口を歪ませて笑った。
「何だ……今夜はお前が上になるのか?
たまにはいいかもな……それも……くっ!」
三広の拳が腹に決まる。
「やめ……やめろよっ!そんなんじゃない!俺は……俺は!」
その涙が溢れそうになる目を、内心いとおしく思いながら、綾波は敢えて厳しい言葉を浴びせた。
「だったら何だ。お前はどうしたいんだ?
桃子を他の奴に渡したくなけりゃ、かっさらえばいいだろう!
その優男をぶん殴ってでも奪え!
……勇気が無くてまた以前の様に俺に慰めてほしきゃ、それでもいいんだぞ。
え?お嬢ちゃん?」
「…………!」
三広は真っ赤になり、綾波から手を離すとベッドに手を突いて、しゃくり上げ始めた。