パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第26章 Rock　Me

｢いつになったら慣れるんだよお前は｣
｢えへへ～｣

　祐樹に呆れ顔で言われ、三広は舌を出す。

｢今日はこれで上がりだよな？
　ほなみと食事に行く約束なんだけどお前らも来ないか？｣
｢悪い。今日は三広と一緒のヤボ用がある｣
｢そうなのか。
　たまには皆で集まってやってくれよ。ほなみも退屈してるかも知れないし｣
｢ゆ、祐樹……まさか、もう家庭のマンネリ？危機！？｣

　三広が顔色を変えた。

｢あーほ！そんな訳ないだろ！ラブラブだっつーの｣

　祐樹は三広の頬をビヨンと引っ張った。

｢い、いいいで――！｣
｢ハハハハ～お前のほっぺた、柔らかくって子供のみたいだな～ほ～らほ～ら｣
｢や、やめろって～｣
｢……祐樹。これをほなみに渡してくれ｣

　祐樹は綾波が差し出したアンクレットを見て真顔になる。

｢これは……｣
｢昨日来たときに落としたんだ｣
｢……｣