この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第27章 恋情のheart beat
「願望……?」
「若い頃から芸能畑で生きてたから、まともに学生生活とかエンジョイした事がないんだってさ。
林間学校とか、修学旅行だとか憧れだったんだと」
「そうなんだ……」
「全く、勝手なオッサンだよな!
来月には俺らをデビューさせる!とか言っておいてこんなお遊びをしてていいのかよ」
「う――ん」
志村の凄さは美名もメンバーも良く分かっている。
どんなに落ち目のミュージシャンでも志村が手腕を奮えばたちまち返り咲く。
様々な逸話や奇跡を起こしてきた人なのだ。
綾波も何だかんだ言いながら、志村には全幅の信頼を置いている。
「何か……きっと考えがあるんじゃない?
私達には全然掴めないけど……あれだけの人だもん。何かあるんだよ」
「ならいいけどな~」
二人で絵の具を乾かしていたら、ドアがノックされた。
「若い頃から芸能畑で生きてたから、まともに学生生活とかエンジョイした事がないんだってさ。
林間学校とか、修学旅行だとか憧れだったんだと」
「そうなんだ……」
「全く、勝手なオッサンだよな!
来月には俺らをデビューさせる!とか言っておいてこんなお遊びをしてていいのかよ」
「う――ん」
志村の凄さは美名もメンバーも良く分かっている。
どんなに落ち目のミュージシャンでも志村が手腕を奮えばたちまち返り咲く。
様々な逸話や奇跡を起こしてきた人なのだ。
綾波も何だかんだ言いながら、志村には全幅の信頼を置いている。
「何か……きっと考えがあるんじゃない?
私達には全然掴めないけど……あれだけの人だもん。何かあるんだよ」
「ならいいけどな~」
二人で絵の具を乾かしていたら、ドアがノックされた。