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eyes to me~ 私を見て
第27章 恋情のheart beat
「何だよ今の声――!美名っ!」
血相変えた真理が何故か手に人形を持って現れると、桃子がクマの編みグルミを投げつけて顔面にヒットする。
「い、いでえ――!桃子っ!何すんだ!」
涙目で鼻を押さえる真理に、桃子が怒鳴った。
「真理っ!来るのが遅い!」
「あ、綾波さん……」
美名は、桃子から離れフラフラと階段を降りる。
「あ、姉ちゃん――!行かない方がいいってば……!」
「な、なんだなんだ何なんだっ?」
後ろから二人が追い掛けてくる。
一階に降りると、観葉植物が倒れ土がバラバラと散乱し、玄関にあった壷が粉々になっていて、ドアが開け放されていた。
血相変えた真理が何故か手に人形を持って現れると、桃子がクマの編みグルミを投げつけて顔面にヒットする。
「い、いでえ――!桃子っ!何すんだ!」
涙目で鼻を押さえる真理に、桃子が怒鳴った。
「真理っ!来るのが遅い!」
「あ、綾波さん……」
美名は、桃子から離れフラフラと階段を降りる。
「あ、姉ちゃん――!行かない方がいいってば……!」
「な、なんだなんだ何なんだっ?」
後ろから二人が追い掛けてくる。
一階に降りると、観葉植物が倒れ土がバラバラと散乱し、玄関にあった壷が粉々になっていて、ドアが開け放されていた。