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eyes to me~ 私を見て
第28章 獣の求愛
 三広は椅子から転げ落ちた。
 白い手が三広に触れるが、三広は後ずさりまた絶叫した。

「ひい――っ!ごめんなさいごめんなさい!成仏してください―――っギャアアアアア」

 着物の女は暫く三広を見つめていたが、肩を震わせて笑いだした。

「あっハハハハ……
 そんなに怖がってくれると作ったかいがあるな~!」

 三広は顔を手で塞いでいたが、恐る恐る女を見て唖然とした。

「もっ……桃子ちゃん!」

 桃子は唇を白く塗り、髪を下ろし白い着物を着て裸足で立っていた。

「肝試しが中止になったでしょ?
 この大作をお披露目せずに埋もれさせるのは勿体ないなと思って。
 似合う~?」

 桃子はクルクル回りはしゃいでいる。
 三広はクスリと笑った。
 もう怖くない。
 メイクで顔色は悪く見えるが、眼鏡をしていない桃子のくりっとした瞳がとても綺麗だ。

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