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eyes to me~ 私を見て
第28章 獣の求愛
「似合うよ。スゴく様になってる」
「本当――?
皆にも見せてこよっと!」
桃子はスキップして別荘の中へ行こうとする。
「桃子ちゃん!」
三広は咄嗟にその腕を掴み、引き寄せて抱き締めた。
自分の胸の音がやけに大きく聞こえる。
しかもどんどん大きくなって行くような気がして、怖い。
三広は華奢な桃子の身体の柔らかさと心地よさに目眩を起こしそうになりながら、呼吸を整えた。
「す――は――」
桃子がモゾモゾと動く。
抵抗しているのかと思ったら、着物の胸元に手を入れて何かを引っ張り出した。
その時、胸元がはだけて桃子の胸の膨らみが見えてしまい、三広は盛大に鼻血を吹き出してしまう。
「きゃっ」
桃子は腕の中をすり抜けて、乱れた着物を直した。
三広はティッシュで鼻を押さえてベンチに横になっていた。
「ね、根本さん……大丈夫ですか?」
桃子が覗き込むと、三広は鼻にティッシュを突っ込んだままニッコリ笑った。
「本当――?
皆にも見せてこよっと!」
桃子はスキップして別荘の中へ行こうとする。
「桃子ちゃん!」
三広は咄嗟にその腕を掴み、引き寄せて抱き締めた。
自分の胸の音がやけに大きく聞こえる。
しかもどんどん大きくなって行くような気がして、怖い。
三広は華奢な桃子の身体の柔らかさと心地よさに目眩を起こしそうになりながら、呼吸を整えた。
「す――は――」
桃子がモゾモゾと動く。
抵抗しているのかと思ったら、着物の胸元に手を入れて何かを引っ張り出した。
その時、胸元がはだけて桃子の胸の膨らみが見えてしまい、三広は盛大に鼻血を吹き出してしまう。
「きゃっ」
桃子は腕の中をすり抜けて、乱れた着物を直した。
三広はティッシュで鼻を押さえてベンチに横になっていた。
「ね、根本さん……大丈夫ですか?」
桃子が覗き込むと、三広は鼻にティッシュを突っ込んだままニッコリ笑った。