この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第32章 新しい恋と、忘れられない恋と

「はあ……ダメだ俺は……」

 舞い上がって、何をしてもそういう方向に妄想が働いてテンパる。
 真理は仰向けになり、思わず呟いた。

「綾波とか……翔大なら……もっとスマートなんだろうな」

 口に出すと、モヤモヤが広がりそうになり、打ち消す為に両手で頬をバチンと叩いた。

「ああ――っ奴等の事は関係ねーし!いや、関係無くはないか……」

『お前には渡さない』

 翔大の静かに燃える瞳が脳裏に蘇り、ゾクリとする。
 翔大とjunkをやって二年、色々な事があった。彼は普段は大人しくて温厚に見えるが、これと決めた事は必ずやる強い芯を持つ男だ。
 引くところは引きつつ、自分の絶対的な要求は必ず通す。
 しかもそのやり方が露骨でなく、交渉が巧みでしかも嫌味がない。
 常日頃から敵に回したくないと密かに思っていたが……

「思いきり敵になっちまったな……」
/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ