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eyes to me~ 私を見て
第32章 新しい恋と、忘れられない恋と


 真理が美名を癒し、美名が笑っているならそれでもいい。
 そう思いながら胸の奥に重い塊が居座り、綾波を苛む。
 本当なら俺が笑顔にしてやりたい……
 だが、それをする資格は自分にはない。

 こめかみを押さえ目を閉じると、ノックと共に志村が入ってきた。

「はあい!お待たせ……大丈夫?」
「?何がです」
「酷い顔してるわよ」
「……疲れてるだけですよ。警察に一晩絞られたのがかなりこたえましたから」

 志村は眉を僅かに寄せて、椅子を持ってきて綾波の前に座る。

「……あなた達、一体どうなっちゃったの?
 美名ちゃん、真理君とラブラブよ?
 まあ、真理君の方がベタ惚れって感じだけどね?」
「さあ……」
「さあって事はないでしょ?あんなに美名ちゃんを大事にしてたじゃない……手を出した翔大君を半殺しにする位惚れてたんでしょ?
 なのに、どうしたのよ?」

 志村は綾波の顔を覗き込み真剣に聞いた。





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