この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第33章 新生princess&junky
**




「真理と由清は志村さんと一緒だったな」

 運転する横顔に見とれて、返事が遅れる。

「は、はい!」

 いつもなら運転手の田仲なのだが、今日は綾波の運転で緊張してしていた。
 しかも、当然の様に助手席に座らされて、すぐ隣に気配を感じてドキドキする。

(こんなの、聞いてない……心の準備も何もないまま、車内に二人きり……)

 何を話していいか分からないし、かといって黙ったままも気詰まりで、ソワソワした。

「落ち着きがないな……どうした」
「!……えっと……それは」

 綾波の視線を感じる。
 自分の呼吸の音が煩く感じる位に車内がしんとしていた。
 ーー胸が鳴っているのを気付かれたくない……

 思わず顔をプイと背けてしまった。

(このまま黙っていたら不自然だし……何か言わなきゃ……)

 必死に考えていたら、いつの間にか車が路肩に停められていた。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ