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eyes to me~ 私を見て
第6章 獣の戸惑い
まだ続く、楽しそうな歌声を聴いて、思わず口元を緩めてしまう。
――美名は不思議な女だ。
俺の言う通りになる様に見えて決してそうではない。
身体まで奪うつもりは無かった。
俺は、まだついこの間まで他の女を愛していたのだから。
彼女は結婚して、その身体には新しい命を宿している。
幸せを願っている、と建前では取り繕っても、ずっと燃やしていた恋情を直ぐに消せるわけが無い。
彼女を見る度に、組伏せて滅茶苦茶に抱く映像が頭に浮かんだ。
心の底では幸せを壊してやりたいとも思った。
無論そんな事は出来ないが……
――美名は不思議な女だ。
俺の言う通りになる様に見えて決してそうではない。
身体まで奪うつもりは無かった。
俺は、まだついこの間まで他の女を愛していたのだから。
彼女は結婚して、その身体には新しい命を宿している。
幸せを願っている、と建前では取り繕っても、ずっと燃やしていた恋情を直ぐに消せるわけが無い。
彼女を見る度に、組伏せて滅茶苦茶に抱く映像が頭に浮かんだ。
心の底では幸せを壊してやりたいとも思った。
無論そんな事は出来ないが……