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eyes to me~ 私を見て
第6章 獣の戸惑い

袖から伸びるほっそりした腕を掴み、腰を抱いてくるりと後ろを向かせる。
美名はびっくりして目を見開いた。
「おい……ボタンがかけ違えてるぞ」
「えっ」
「世話が焼けるな」
花の形をしたボタンが可憐なワンピースだが、これは不器用な女は着るのも脱ぐのも難儀するだろう。
敢えてこういうデザインの物を選んだのは彼なのだが。
彼が愛していた女も、背中のボタンを上手く嵌めるのが出来なくてよく困っていた。
(……こんな所も似ている。)
苦笑してボタンを一つ一つ外していくと、美名の滑らかな背中と腰までの曲線が現れ、思わず目を奪われる。
このまま脱がしてしまいたくなるのを何とか堪えて居たが、美名が擽ったそうに身を捩り小さな息を吐いた瞬間に彼の理性が決壊した。
「ふう……んっ……綾波さん……私自分で……あっ」
後ろから美名を強く抱いて首筋に唇を落とすと、その身体が震える。
美名はびっくりして目を見開いた。
「おい……ボタンがかけ違えてるぞ」
「えっ」
「世話が焼けるな」
花の形をしたボタンが可憐なワンピースだが、これは不器用な女は着るのも脱ぐのも難儀するだろう。
敢えてこういうデザインの物を選んだのは彼なのだが。
彼が愛していた女も、背中のボタンを上手く嵌めるのが出来なくてよく困っていた。
(……こんな所も似ている。)
苦笑してボタンを一つ一つ外していくと、美名の滑らかな背中と腰までの曲線が現れ、思わず目を奪われる。
このまま脱がしてしまいたくなるのを何とか堪えて居たが、美名が擽ったそうに身を捩り小さな息を吐いた瞬間に彼の理性が決壊した。
「ふう……んっ……綾波さん……私自分で……あっ」
後ろから美名を強く抱いて首筋に唇を落とすと、その身体が震える。

