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eyes to me~ 私を見て
第34章 蕀(いばら)を踏みしめる歌姫




 ドアの前で靴が脱げかけた弾みで転んだ堺が、カメラだけは死守したが頭をぶつけたらしく目を白黒させて倒れていた。

「……カメラも大事だが、身体は替えが利きませんよ?無茶をしないで下さい」

 綾波が堺を起こす。
 堺は痛そうに頭を押さえながらも、泣き笑いで挨拶した。

「失礼しました……
 どうも僕は、気持ちが先走ると身体の動きがついて行かなくなるんですよ」
「全く……すぐに転ぶ"コロコロ堺"のニックネーム通りの方ですね」
 
 美名が思わず吹き出すと、堺はいきなりフラッシュを焚いた。

「えっ……?」

 堺はカメラを構え、とても自然な動きで美名をレンズで捉え次から次へとシャッターを切る。




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